ランドセルの機能まるわかり

神田屋鞄のランドセル 5つの機能
ver.3 丈夫なつくり

ランドセルの丈夫さって何でしょう?

ランドセルの丈夫さって何でしょう?

神田屋鞄のランドセル館にはランドセルを熟知したランドセルアドバイザーがいます。
ランドセル選びが初めてのご家族さまはたくさんいらっしゃいますので、たくさんの質問や、ご不安の声を伺います。男の子のお母さまからのご質問で特に多いのが『強いランドセルどれですか?』と丈夫さを気にするお声です。
「丈夫さ」といっても、キズつきにくさ、型崩れしないこと、わんぱくな子が使用しても6年もつことなど、お母さまの想いはさまざまです。

 

ランドセルは6年間という長い時間を共にするパートナーです。授業日数は年間200日前後の学校が多いということですからざっと1,200回ほどお子さまの通学にお供することになります。6年間使えることはランドセルの使命です。神田屋鞄製作所は1951年の創業以来、鞄づくりに携わること70年。「軽くて、丈夫で、ちゃんと6年間」をモットーに、背負いやすく、丈夫で安全なランドセルをお届けしてまいりました。

 

ご自身が使用していたランドセルを覚えていますか?卒業まできれいでしたか?
教材を入れる大きなマチがつぶれてぺちゃんこなランドセルを背負っている子を昔はよく見ました。
大マチを支える芯材が厚めのボール紙のようなもので、あまり強度がなかったためです。
『俺子どものころわざとつぶしてたよ。それがカッコイイと思ってたんだよなぁ』とおっしゃるお父さまもいらっしゃいます。きっと、わんぱくな男の子が放り投げる、イスの代わりに座るなどわんぱくな扱いをしてつぶれたランドセルを見て憧れてマネしたのでしょう。やんちゃな子がカッコイイ時代でしたね。

 

あるファミリーは、『6年間使うの?途中までしか使わなかったよ』というお父さまに『あんたは壊したから5年生からリュックだったんでしょ』とおばあさま。体操着なくしたとかリコーダーも壊したとか、過去のやんちゃぶりの数々が暴露されていました。
6年間使わなかったというのも、壊れて使えないためリュック等の鞄になった子がいた。すると周りの子もマネしてランドセルを背負わずリュック等に変えるということがあったようです。

 

つぶしたのもランドセルを6年間使わなかったのもランドセルの強度不足が引き金だったように感じます。その間にも新たな素材、芯材の開発や工夫によりランドセルは進化してきました。今ではかなり丈夫になっています。

 

 

[丈夫さ]のなかでも[つぶれにくさ]が大切です!

[丈夫さ]のなかでも[つぶれにくさ]が大切です!

ランドセル屋が考える「丈夫さ」は「つぶれにくさ」です。
つぶれにくいことがなぜ重要かということですが、きれいに保つ、見た目だけではありません。
教材を入れる大マチがつぶれるということは教材を出し入れするのにひと手間増えるということです。

時間割をそろえ重ねた教科書やノートは厚みがあります。たくさんの教材を両手で持ってスッとしまうことが出来るのと、つぶれたマチを片手で広げたままもう片方の手で教材をしまうのを想像すると・・・いちいち広げないと出し入れできないいのは面倒ですよね。それが学校で机に教材をしまう朝と、ランドセルにしまう帰り、帰ったら中身出して、時間割をそろえて・・と毎日繰り返されると思うとプチストレスです。ランドセルが丈夫であれば防げるストレスはないほうがいいですね。

 

また、丈夫なランドセルが身の安全を守ったことがあります。
これは数年前にサポートセンターに『ランドセルを修理したい』とお電話がありました。お話を伺うと『子どもが交通事故にあって、車にぶつかり飛ばされたんです。ランドセルがクッションとなり頭を打たずに済んだのが良かったと救急隊の方に教えられて・・・。ランドセルのおかげです。ありがとうございます。』とおっしゃっていただけました。このランドセルは大マチはゆがみカギが回らない状態で、かぶせもベルトもキズだらけでした。子どもを守ってくれたランドセルなので修理して使いたいとのご希望で使用に問題のないキズはそのままに、直さないと使えない所だけをお直しをしました。極端な例ではありますが、つぶれにくさが守ってくれたお話でした。

 

 

「つぶれにくさ」を支える工夫

「つぶれにくさ」を支える工夫

6年間安心して使い続けられる大マチの強度を保つには、開口部だけではなく、大マチ全体が丈夫であるかがポイントです。

一般的なランドセルでは開口部のみに補強材を施しているものが多々あります。神田屋鞄のランドセルでは、開口部はもちろん、大マチ全体にもコの字型にベルポーレンという樹脂(発泡ポリプロピレン)を補強材として採用しています。このようにダブルで補強をしているので、大人がランドセルを上からグイグイ押してみてもビクともしません!

『お兄ちゃんが乱暴に使っているけど、全然キレイ!だから弟も!』と弟さんのランドセルを選びにご来店されるご家族はたくさんいらっしゃいます。ここまで頑丈なランドセルは他にないかと思いますので、押し比べてその違いをご体験ください。ご納得いただけるけることと思います!

神田屋の丈夫さを支える工夫はまだあります。
毎日のランドセルの開け閉めで負担のかかるのが開口部の[つまみ]と呼ばれる部分です。ランドセルのカブセ(フタ)と背中さらに大マチの3点をつなぐ点です。あて布をして一針一針手縫いで補強し、さらに開口部全体は2重ステッチを施して強度増と使いやすさの工夫もしています。
一般的なランドセルでは写真のようにくるんで縫いますが、神田屋鞄では内側に入れ込んで外側二重で縫製しています。これはハンドバッグなどに用いられるひと手間かかる縫製です。
一般的なランドセルの造りでは教材を出し入れする際にくるんだ生地に教材が引っかかり、教材とランドセルを傷めてしまう場合があります。3学期のころには教科書の角が削られ丸くなっていたのはこのせいもあります。教材もランドセルもキレイに6年間使用してもらいたいと願い、生地の当りを少なくし教材とランドセルを傷めない様な縫製をし続けています。細かい部分ですが、神田屋鞄の想いが詰まった縫製なのです。

昔に比べ生地や部材の品質は非常に良くなりましたが、変わらないのが「子どもの使い方(乱暴さ)」です。6年間安心して使用できる丈夫さはランドセルで一番重要なポイントです。その想いを込めて神田屋鞄のランドセルは製作されています。

 

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