鞄屋としての想い:
お子さまの成長に寄り添って、見守り続ける企業に。
[インタビュー]
神田屋鞄製作所 取締役会長 生田 順洸
一つひとつの積み重ねが確かな道に
私だけではなく、すべての社員が自信と誇りをもてる鞄づくりを心がけ、責任ある製品を廉価に提供することをモットーに歩み続けてきました。皆の努力による一つひとつの積み重ねが、今日に至る確かな道になっていると感じています。
用途を的確に捉え、役割を果たせる鞄づくりを
弊社では園児向けの通園鞄をはじめ、小学生向けのランドセル、中・高校生向けのスクールバッグなど、幅広い世代の鞄を取り扱っています。子どもから大人に成長していく過程で、常にそばに寄り添い、見守り続けていきたいという想いがあるからです。変化していく子どもの体型や用途に合わせた機能が必須ですし、中・高校生の場合は使い方に流行があります。また、子どもは大人が予想できないような鞄の使い方をするので、それに対応する丈夫さを追求するなど、機能向上に努めています。
これからもお客さまと共に
お子さまの通園や通学で毎日を共に過ごす鞄をつくることは、最高の歓びだと感じています。弊社は東京・池袋の地に店舗を構えて60余年になりますが、多くのお客さまとの関わりで培ってきた経験が、鞄づくりに活かされています。例えば、ランドセルの持ち手の「とってもトッテ」は、「肩ベルトだけだと手で持ちにくい」というお母さまの声を反映して生まれたものです。これからも多くのお客さまとの関わりの中でニーズをくみ取り、より良い鞄づくりに励んでいきたいと思います。
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